ご入学をご検討されていらっしゃる方に、緑進の教育方針について説明いたします。緑進は創立以来、約30年の間、本当に子どもたちのためになる教育とは何かを考えてきました。その結果、大変重要なことがわかりました。結果として成績は飛躍的に上昇させていくのですが、その前に必要な前提がありました。その前提も含め、私達は『3つの3原則』という形で体系化し、これを今や他塾が、さらには学校までが模倣するに至っています。それでは、この3つについてご説明します。
緑進の指導は次の3つの原則に分かれています。そしてさらに、それぞれが3つの分野で構成されています。
問題を解き、×があると普通は嫌気がさしてきます。逆に○が多いと安心し、気分も良くなります。しかし、学力を伸ばす機会は×が多いときにあるのです。 もちろんテストでは○が多くなければなりませんが、学習段階では、間違いが多いほど勉強になり、その結果できるようになるのです。このように考え方自体が積極的であると、学習意欲も出てきます。そして、何よりも重要なことは指導者自身がこのような事実を理解し、生徒にとって適切な道を示すことです。これが指導者の最大の責務であると考えております。
本学院における実績とは「元々できの良い生徒が生み出したもの」ではなく、「正しい考え方・勉強方法から生まれてきたもの」なのです。
上記は実際に体験してみなければわかりません。言葉では何とでも言えるからです。今までつまらなかった勉強が変化していきます。勉強とは本来おもしろいものなのですが、つまらなくなるやり方をすると勉強自体もつまらなくなっていくのです。
本学院では、学習内容を通じて「なぜそうなのか(WHY)」「ではどうすればよいのか(HOW)」という2点を意識して指導しています。これをWH方式と呼んでおります。通常の指導は、「何?(WHAT)」「時?(WHEN)」「誰?(WHO)」、挙句の果てには「YES?NO?の二択」であります。勉強の目的とは知識を習得することではなく、なぜなのか、どうしてなのだろうかという疑問を持ち、思考水準を上げていくことです。そしてその過程において、知識を自然と得られるということが大切なのです。このような指導を行っているからこそ、真に質の高い教育が実現でき、結果として生徒が志望校に合格します。しかも卒業後もその考え方や思考習慣を応用できるのです。